消防設備点検は、火災が発生した場合に備え、消火活動に必要な消防設備が正しく機能するかどうかを確認するための重要な作業です。
点検は、消火器、消火栓、火災報知器、スプリンクラー等の消防設備を対象に行われます。消防設備点検は、定期的に行われることで、早期に故障や不具合が発見でき、修理や交換を行うことができるため、火災発生時に適切な消火活動を行うことができます。
点検は専門的な知識と技術を持った技術者が行い、消火器の圧力、消火栓の水圧、火災報知器の作動確認、スプリンクラーの動作確認等があります。また、点検結果は記録し、点検済みの証明書を発行します。
消防設備点検は、火災発生時に人命や財産を守るために非常に重要な役割を果たします。定期的な点検を実施し、消防設備が適切に機能するようにすることで、火災リスクを低減することができます。
消防設備点検の費用
消防設備点検の費用は建物の種類や面積によって異なりますが、~1,000㎡程度のオフィスビルで30,000~40,000円程度かかります。
マンションやアパート
消火器具、避難器具、火災報知設備などの基本的な設備
¥20,000~
医院・病院
500㎡程度の小規模な個人医院
¥15,000~
店舗(飲食店)等
比較的小規模な飲食店など
¥20,000~
消防点検の参考費用
価格一覧表(点検1回の目安価格/年2回の実施が必要です) 単位(円)
延べ面積 | マンション | 工場・作業所 | 商業施設 | 医院・病院 |
~300㎡ | 1万~2万 | 1万~2万 | 1万~3万 | 1万~3万 |
300~500㎡ | 2万~4万 | 2万~4万 | 2万~4万 | 2万~4万 |
500~1,000㎡ | 3万~6万 | 3万~6万 | 5万~10万 | 4万~8万 |
1,000~2,000㎡ | 5万~8万 | 5万~8万 | 8万~15万 | 8万~15万 |
2,000~~3,000㎡ | 6万~10万 | 6万~10万 | 10万~20万 | 10万~30万 |
・料金幅は、設置されている設備と数量が施設形状で異なるためです。
・法定点検は年2回(半年1回)の実施が必要です。
・目安価格より安価になる場合もありますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
消防設備点検ご依頼の流れ
ホームページにて消防設備点検の内容をご確認いただきましたら0956-55-7023までお電話ください。
消防設備点検に関してのお問い合わせはページ下の「よくあるご質問」の内容も事前にご確認いただけますと幸いです。
消防設備の点検をする建物の用途や規模(広さや高さ)、すでに設置してある消防設備の数量などを確認するため訪問をさせていただきます。
確認しました建物の状況で必要な消防設備点検のお見積りを提出いたします。
お見積りの金額にご納得いただきましたら、消防設備点検の日程をお打ち合わせさせていただきます。
点検の日程は土日や営業時間外でも可能です。お気軽にご相談ください。
消防設備点検当日は、各種設備の動作確認や状況など一つ一つチェックします。広さや消防設備の種類・設置箇所により点検時間は変わります。
点検後、消防設備点検報告書を作成し、ご希望により当方にて消防への代理提出も行います。
消防への報告が完了し書類が整いましたら改めて消防設備点検の完了を報告いたします。
お客様への完了報告後に消防設備点検費用のご請求をさせていただきます。
新規の消防設備設置や取り替えを行います
消防設備にはそれぞれに耐用年数や交換時期の目安が定められています、弊社では消防設備点検だけではなく点検の際に不具合を発見した消防設備はもちろん、耐用年数の目安や交換時期が近づいてきている消防設備の取り換え、消防設備を新たに設置する施工も行っております。
また消防設備に不具合を発見した場合や新しく消防設備を設置される場合はご相談ください、使用上の注意から日々の維持管理方法まで丁寧に説明した上で設置いたします。
救急用品や非常食等の防災グッズを販売しています
火災が発生した際に消防設備を正常に作動させるためには、定期的な消防設備点検が必須となりますが、実際に火災が発生してしまった後は、早急に避難や救助を行わなくてはなりません、そのためには、万が一に備えた事前の対策や準備を適切に行っておくことが重要です。
弊社では消防設備の設置の他に防災用品等の販売も行っております、火災発生後避難の際に必要になる防災リュックや非常食の他、救助に必要な救急用品等防災用品をご用意しています、会社経営者やビルオーナーの方から一般のご家庭の方まで、それぞれの用途に合わせた防災用品をご提案いたします。
消防設備点検よくある質問
- 消防用設備点検とはどのような点検ですか?
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自動火災報知設備や消火器具、誘導灯などの消防設備が火災時に確実な機能を果たすよう消防法の規定に従って点検を行います、確実な消防設備点検のために専門知識を持つ有資格者(消防設備士または消防設備点検資格者)による点検です。
- 一度設置した消防設備は、ずっと設置したままでも大丈夫ですか?
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消防設備によって異なりますが消火器の耐用年数の目安は10年、火災報知器(煙式感知器)の更新時期の目安は10年などそれぞれの設備には耐用年数や更新時期の目安が定められています、しかしあくまでも目安のため点検で損傷や不具合が発見された場合は早急に交換などの対応が必要です。
- 見積の依頼だけでも大丈夫ですか?
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現在点検を依頼している業者の点検料金が適正な価格なのか、あるいは点検の内容が点検基準にそって点検がなされているか否か、なかなかお客様が判断をするのは難しいと思います、ご相談頂ければ丁寧に対応させていただきます。
- 消防設備点検の見積の作成を依頼する場合、用意すべきものはありますか?
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お問い合わせの段階で詳しい図面や過去に実施した消防設備点検の報告書などをご提示いただけるとより正確なお見積の作成が可能です、もちろん図面のご提示が難しいという場合でもヒアリングや現場調査で対応いたしますのでご安心ください。
- 火災報知器の誤作動や、消火器が破損してしまった際は、どのような対応をしてもらえますか?
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火災報知器や消火器などの消防設備の誤作動や故障にも対応しております、迅速に対応させていただきますので消防設備の誤作動や不具合が発生した際はお気軽にお問い合せください。
- 消火器って何年で交換するのですか?
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製造年より10年を過ぎた消火器は取替をお勧めしております。(メーカー推奨)
- 不要になった消火器の廃棄どうすれば?
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消火器は廃棄物処理法に基づく一般廃棄物広域認定制度(リサイクル)の対象となっており一般のゴミと同じように処分することはできません、消火器の処分についてもお問い合わせください。